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2010/04/14

先週の2位から再び全米No.1に返り咲き

最新の全米アルバム・チャートで、登場3週目となるJUSTIN BIEBERの『MY WORLD 2.0』が102,000枚の週間セールスを上げて再びNo.1に返り咲いた。同アルバムは先々週、初週売り上げ283,000枚を記録して初登場1位に輝いたが、先週は発売週に329,000枚を売り上げたUSHERの『RAYMOND V RAYMOND』にNo.1の座を奪われ2位に後退していた。再びBIEBERに首位の座を明け渡したUSHERは、入れ替わる形で2位に後退し、2週目のセールスは92,000枚と大きく落ち込んでいる。

そして3位に続いたのは、発売週に60,000枚を売り上げたギターの神様SLASHのセルフ・タイトル作品『SLASH』で、今週の初登場作品としては最も高いポジションに付けた。かつてGUNS N’ ROSESとVELVET REVOLVERで活躍したSLASHにとって、初のソロ・アルバムとなった本作には、彼の友人である有名ミュージシャンたちが多数参加。ゲスト・ヴォーカリストとして、FERGIE、AVENGED SEVENFOLDのM SHADOWS、KID ROCK、OZZY OSBOURNE、DAVE GROHL、ADAM LEVINEなどの大物が名を連ねている。

また同アルバムは、SLASHがEMI LABEL SERVICES傘下に立ち上げたDIK HAYDレーベルからリリースされており、EMI MUSIC MARKETINGはこのアルバムに加えて、LADY ANTEBELLUMが傘下のCAPITOL NASHVILLEからリリースしている『NEED YOU KNOW』(4位)、そして同じく傘下のCAPITOLからリリースしているコンピレーション・アルバム『NOW 33』(5位)の3作品をTOP 5圏内に送り込む形となった。EMI MUSIC MARKETINGのアルバムが同様の記録を達成したのは2004年の4/24付けのチャート以来で、当時はCAPITOLのコンピレーション作品『NOW 15』(2位)、VIERGIN/CAPITOLのJANET JACKSON『DAMITA JO』(3位)、BLUE NOTEのNORAH JONES『FEELS LIKE HOME』(5位)が同時にTOP 5入りを果たしている。

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